Childcare Policy

保育理念

「生きる力」を育てる

私たちは、遊びが生きる力をつくると考えています。
その本質をつき詰めていくと、「子どもが子どもらしくあること」です。

子どもが子どもらしくあるためには、とにかく遊ぶことです。
子どもたちの無邪気で無垢なまなざしを見てください。
純真な好奇心を全開にして、キラキラと輝いています。

子どもは遊びのなかから、生きていくうえでとても大切なことを獲得していきます。
昔から「三つ子の魂百まで」と言われますが、その時期に形成された人間としての〝根っこ〟は、
その後大人になってからも「生きる力」となってずっと支え続けてくれるはずです。

その三つ子の魂を作るためには、大人の常識で特定の枠にはめるのではなく、
子どもが子どもらしくいられるよう、思う存分遊べる環境を整えることだと思っています。

保育方針

根拠のない
自信を育む

私たちは保育理念・方針に従って、つぎのような保育を実践しています。


1

「マニュアル通りの保育をしない」

「すくすくどろんこの会」が運営する施設には、安全対策など最小限のマニュアルしかありません。
子どもたちが思う存分遊べる環境を提供できるよう、臨機応変に教え導くことができるように、との考えがあるからです。
子どもが子どもらしくいられるようにするためには、私たちも柔軟な発想でいなければなりません。

2

「保育は“ふつう”でいい」

子どもたちにとって目に映るものすべてが初めて見る光景であり、日常のほとんどが初体験です。大人の考えで「特別なこと」をしなくてもいいのです。
子どもが子どもらしくいる、素の姿こそ輝いているのです。数年もすれば、どうしても「がんばらざるをえない」時期がやってくるのです。子どもが子どもらしくいられるのは、ほんのわずかしかないのです。 私たちは、そういう時期を大切にしたいと思っています。

3

「失敗してもいいと思える保育」

チャレンジすれば、うまくいくこともあれば、失敗することもあります。うまくいったことは、成功体験としてその子のなかに蓄積されます。それが達成感や自己肯定感につながっていきます。
失敗したら、大声で笑って済ませればいいのです。
人は失敗からなにかを学ぶものです。大事なことは、失敗を恐れてなにもできない状態になってしまうこと。失敗しても大丈夫、そんな子どもにしたい。
そういう環境をつくることで、子どもたちは失敗を恐れず、どんなこともためらわずにトライするようになります。
さまざまな体験の積み重ねを経た後、いつしか「自信」が生まれてきます。

4

「カリキュラムは箇条書き」

カリキュラムはできるだけ簡潔な箇条書きでいいと思っています。
うまく文章でまとめようとすると、保育そのものもカリキュラムに沿ってまとめようとします。それは、臨機応変で柔軟な保育を阻害する〝足かせ〟にもなります。


社会福祉法人すくすくどろんこの会 理事長

綿貫 善弘

園 歌

すくすくのきずな

すくすくむすめ2021 作詞
板野嘉彦 作曲

みんなの歌声を聴く!

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